求人広告では多くの場合、年齢・経験など何らかの募集資格を設定しています。
やってみたい仕事、入りたい会社の募集資格に自分が合わない場合どのように考えたらいいのでしょうか。
募集資格は、その業務を行うのに必要な能力の基準と社員の年齢構成から見た基準があります。看護師や薬剤師など資格を所持していることが業務を行う条件となっている場合や、業務に必要な知識・スキルを求めるために学歴を設定している場合には応募が受け付けられないことも仕方ありません。
が、その他の場合は、目安として定めていることも多くあります。年齢が1つオーバーしているから、経験年数が少し足りないからといったことで、絶対に採用されないというものではないようです。
多少の不利は承知でも積極的に応募したいと考えるならば、それなりのアピールをしなければなりません。 まず、自分がこれまで得た知識や経験を振り返り、志望職種に関連する業務内容を抜き出してみましょう。その上で「応募資格には当てはまらないが、自分のこういった経験を貴社の業務にこういうふうに生かせると思うので、ぜひ応募させていただきたい」とお願いしてみましょう。
しかし、募集資格を満たしていることを厳格な条件としている企業もありますので、応募を断られる場合もあることは覚悟しておくべきです。募集資格を満たしていないのにいきなり応募書類を送付したり訪問したりするのはマナー違反。あらかじめ電話で問い合わせた上で応募したいものです。
年齢に関する企業側の思惑は、
この『3つのバランス』で募集資格の年齢幅が制限されます。「その企業が求めているものは何なのか」を見極めないと、1歳オーバーしていても受け付けてもらえなかったり、その反面3歳オーバーしていても採用する企業を見逃したりすることになります。
見極めるポイントは、「自分の経験・キャリアと企業の求める能力がマッチしているかどうか」です。その点をピーアールできる職種なら、多少のオーバーも受け付けてもらえる可能性は高いといえます。
そうでない場合は、年下の上司や若い同僚ともうまくやっていけるコミュニケーションカや柔軟な発想・考え方に自信がある、給与は低くても新人として一から頑張る気持ちを伝えるようにしてはいかがでしょうか。