履歴書や職務経歴書などは応募先に提出したものですから、不採用になってしまった場合に返却されるかどうかは応募先企業によります。 「本当は返却したいのだが応募者数が多くて対応できない」という企業もあれば、「原則として返却しない」としている企業もあり、すべての企業で返却されるとは限りません（求人広告内に『応募書類は返却いたしません』という表記がなくても返却されない場合があります）。
もちろん、返却されなかった履歴書は企業で保管あるいは処分されるようです。
ただし、どうしても返却を希望する場合にはお願いしてもかまいません。この場合にはそれぞれの企業の個別の事情を理解して、非難したり催促するような口調にならないよう気をつけましょう。
また応募時に作品などを提出する場合で返却を希望するときには、あらかじめ（採否の如何にかかわらず）返していただけるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
採用を決めた以上、企業は1日も早く出社してほしいはずです。
そんな時「旅行に行くので…」などの理由で出社日を延期されたら、やはりいい顔はされません。ケースによりますが、プライベートな予定より会社の希望を優先すべきではないでしょうか。
予定がある場合は、面接時などに入社希望日を申し上げるか、あらかじめ計画は入れないようにしたほうが無難です。どうしてもはずせない突発的な事態の場合は、まず内定先に連絡して誠意をもって延期をお願いしましょう。
在職中に内定をいただいた場合は、退職と入社の手続きの両方を行わなければいけません。
面接を受ける前に、まず勤務中の会社の就業規則などで何日前までに退職を申し出なければならないか確認しておきます。応募先にはその日数に余裕を持たせて、入社可能日をお伝えします。
内定をいただいたら上司に退職を申し出て引き継ぎがスムーズに済むよう計画を立てましょう。
引き継ぎを残してしまい、入社日の延期をお願いするようなことにはならないようにしたいものです。もちろん勝手に辞めてしまうのはもってのほかです。